宮坂 義彦 著・平田 治 編集 本体2500円+税
文学教材の授業研究の分野では、教え込みの授業が行き詰まり、授業研究も行き詰まり、低迷と閉塞状態が半世紀以上にわたって続い ている。半世紀の間、多くの研究者が改善を目指してさまざまな主張を提示してきたが、いずれも困難な問題を解決することができずに今日に至っている。教え込みであるかどうかを決めるのはその授業に論証の過程が組み込まれているかどうかである。